お買いものパンダ 勝手に再現シリーズ 日本昔話 桃太郎誕生!の巻
ある日、おパンばあが川で洗濯をしていると、どんぶらこ♪どんぶらこ♪と大きな桃が流れてきたそうな。
(おパンばあ) あんれまあ!デカイ桃だこと。早速持って帰るべえ、じいさん喜ぶぞう。
(デカおじい) こりゃたまげた!なんだべ、これが桃けえ?目を真ん丸くしてビックリしたじいさんは、すぐに台所に駆け寄るとナイフを手にするのでした。
(デカおじい) いいか?離れていろよ!やあ~!!
勢いよくナイフを振り下ろすと、あらビックリ!桃の中から赤子が出てきたではありませんか!
おぎゃ~、おぎゃ~
(おパンばあ) こりゃたまげただ!神様が届けてくれた贈り物にちげえねえ。大事に育てるだよ。
子宝に恵まれなかったふたりにとって突然現れた赤ん坊の存在はとても嬉しかったことに違いありません。ふたりはその赤ん坊のことを桃から生まれた子供、桃太郎と名づけ大変可愛がったそうな。
時は流れ、15年後…
(デカおじい) 桃太郎や、どうしても行くのかい?わしらは心配なんじゃよ。
(桃太郎) はい!僕は鬼退治に行かなくてはなりません。それが僕の使命であり、今まで育ててくれたふたりへの恩返しとなるのです。どうか止めないでください!
立派な青年へと成長し、使命感に燃える桃太郎の姿がそこにあった!
(おパンばあ) わかっただよ。そこまで言うなら、おらなんも言わねえ。この団子さ持って行け。必ず役に立つはずだべ。
(桃太郎) ありがとう。必ず無事に帰ってきます!
ふたりの声援を背に鬼退治へと向かい始めた桃太郎。しばらくすると動物の集団に出くわすことに。
(サル、イヌ、キジ) お腹空いたなあ…
(桃太郎) こんにちは、僕は桃太郎。これから鬼退治に行くんだ。一緒に行ってくれないかな?
(サル、イヌ、キジ) くんくん… 食べ物の匂い!その団子をくれたら行ってもいいよ。
快く分け与える桃太郎。
(サル、イヌ、キジ) わーい!ありがとう。美味しいね。
(サル、イヌ、キジ) で行き先は?どこまで行く気なんだい?
(桃太郎) あの遠くに見えるだろう?鬼が島だよ。
(サル、イヌ、キジ) ……悪いことは言わない。あそこには近づかない方がいい。
(桃太郎) 僕はどうしても行かなくてはならないんだ!
(サル、イヌ、キジ) 仕方ないなあ。船は持ってないんだろ?貸してやるよ。
(桃太郎) 船長… じゃなかったイヌくん。この船どこかで見たことあるような…
(イヌ) そう?気のせいじゃないか? (サル) 使いまわし… (キジ) しっ!
そして、ついに鬼が島へとたどり着いた桃太郎たち!
(赤鬼) ぐお~!我輩がこの島の主であるぞ!わしに戦いを挑む愚か者はどいつじゃ?
(桃太郎) 悪さばかりする赤鬼め!もう許さないぞ、成敗してくれる!それ、みんな一斉にかかれ!
ぎゃ~~!!
(桃太郎) な、なんで?
(赤鬼) ぶっはっは!!その三人はわしの部下でのう。残念だったなあ( ^∀^)
(サル、イヌ、キジ) ごめんよ、お団子美味しかったよ。でも僕らはバナナの方がもっと好きなんだ。
(赤鬼) おう、よしよし。そいつを倒したら、もっとバナナをやろうではないか。
桃太郎絶体絶命のピンチ!しかし、懸命に懐から何かを取り出した。それは!?
(桃太郎) うう… 団子で駄目なら、これならどうかな?…
(赤鬼) なんじゃ?何をやっておる!
(サル、イヌ、キジ) 三幸の柿の種!松平健さん!!
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(サル、イヌ、キジ) 健さんを裏切るわけにはいかない!いくぞ!!
ぎゃ~~!!なんやて!?
(桃太郎) どうだ!もう悪さをしないと誓うのなら許してやるぞ。
(赤鬼) ごめんなさい、もうしません。この世にバナナよりも魅力的なものがあったなんて…
(サル、イヌ、キジ) うーん、やっぱ柿の種最高!
(赤鬼) もう鬼は廃業です。これからは真面目にひっそりと暮らすことにします。
(桃太郎) どこか行くあてはあるのかい?
(赤鬼) ………
(桃太郎) うちに来るといいよ。一緒に暮らそう!
それから赤鬼は普通のパンダへと戻り、今までの行いが嘘のように真面目に働き、桃太郎家族と末永く暮らしましたとさ。めでたしめでたし( ^∀^)